ヤフーがZOZOを買収したというニュースは、世間を騒がせている。これによってZOZOの前澤氏は2400億円という大金を手に入れた。
非常に羨ましい話だが、ここは冷静になって今学んでいるPPM分析からヤフーの買収戦略を考えてみたい。
前澤氏が2400億円手に入れたという事だが、これは同時にヤフーが2400億円払ってZOZOTOWNを手に入れた事を意味する。
こんな大金を払ってまで孫氏がZOZOTOWNを手に入れたのは何故か。
まずZOZOTOWNの平均年齢だが、以下のサイトによると32.9歳らしい。 https://www.finance-seisekihyo.com/entry/2019/02/15/120329
そして少々強引だが以下のサイトのによると、ヤフー利用者の平均年齢は12年前には36歳、つまり現在は50歳近いことになる。 https://markezine.jp/article/detail/2260
つまり両社の客層は重なりがほとんどない。
つまり、ヤフーの利用者をそのままZOZOTOWNに移行できるという事になる。
これまで年配の方はネットで服を買うなんてことはほとんどなかっただろう。
そこに孫氏は目を付けた。
EC上での衣服購入においては、まだまだ障壁は多くあると思うが、近々ZOZOTOWNの客層の平均年齢は大きく上がるに違いない。
これをPPMで分析してみると、50歳前後対象のアパレル市場においてZOZOTOWNはまだ相対占有率は低い。
だが、これをEC市場に限定した時、アパレルEC市場は成長率が高いとすると、PPMでは「問題児」に相当する。
(今、私は「高いとすると」と仮定をおいたが、孫氏の頭の中では既に中高年のアパレル市場にもECがくるとの想定があるに違いない。)
問題児は市場占有率を上げていくことによって、花形→金のなる木へと形を変える。
おそらくこれが今回のZOZOTOWNの展望だろう。
まったく孫氏の未来展望には恐れ入る。