「粗にして野だが卑ではない」から学んだデキる人の秘訣は「粗にして野だが卑ではない」という姿勢

そのまんまであるが、正にその通りという感想を持った本、「粗にして野だが卑ではない」をご紹介。

三井物産代表取締役社長、日本国有鉄道元総裁を務めた人に石田 禮助という人がいる。

タイトルのセリフは彼が国鉄総裁に就任した後、国会での初登院で言った言葉であり、彼を端的に表しているともいえるセリフだろう。

また、これは本日ご紹介する城山三郎の小説のタイトルにもなっている。
石田禮助の生涯 「粗にして野だが卑ではない」

今日はこの小説を読んだ、私なりの感想を書いていこうと思う。






この小説は、石田 禮助の人生をまとめたものであり、彼の仕事ぶりや人間観が伺えるものである。

普段、あまりこういったものは読まないのだが、自分が普段読まないものもたまには読んでみようという事で、また昔の本という事もあり、手に取ってみた。

内容は、タイトルから想像できる通り、彼のまっすぐな人生が書かれてあった。

ただ、大手総合商社である三井物産の社長、そして日本のインフラである鉄道のTOPも務めた人であるので、どんなに凄腕の人なのかと思って読み進めていくと、意外なことが分かった。

確かに、頭の切れや回転などはそこらの人よりも十分に凄いのだろうが、意外と普通というか、特に変わったことはないのである。

その代わり、誰よりも仕事に「まっすぐ」であったという強烈な印象を持った。

その姿勢は本のタイトルがよく表していると思う。

更に凄いのは、その姿勢を貫き続けるという事である。

人間、やはり長い人生の中で「卑」である事もあったりするものと思うが、石田にはそれがない。

そういった姿勢をどれだけ貫けるか、そこが彼の人より優れている部分だと思った次第である。




また、私は知らないが、「粗にして野だが卑ではない」は流行語大賞にもなったようで、国民に支持されている事が分かる。

やはり、人が自分にはできないが、「こうありたい」と思わせるような人物であったのだろう。

もう既に他界してしまっているが、可能であれば現役時代を一目見てみた、そう思わせるような人物であった。

「まっすぐ」であること、それは彼の突出した点であり、デキる人というのはそういう人なのではと思う。

まっすぐであるという事は、他人にも自分にもウソをつかないという事であり、それは周りからの信頼獲得に絶大な効果を発揮するだろうし、ブレがなければ目的まで最短距離である。

こういった人物は今の世の中にはあまりウケないかもしれないが、「まっすぐ」であることの大切さは今も昔も変わらないと思うので、興味が少しでも出た人はぜひ読んでみてほしい一冊である。

ちなみに、総合商社の仕事内容も一部、割とリアルに描かれているので、そういった点で興味のある人も是非。

では、今日は今日はこの辺で。

故人の冥福をお祈り申し上げます




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